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月10万円をインデックス投資で積立したら何円になる?【シミュレーション】

月10万円をインデックス投資で積立したら何円になる?【シミュレーション】
月10万円をインデックス投資で積立したら何円になる?【シミュレーション】

月10万円をインデックス投資で積み立てしたら一体いくらになるのでしょうか。本記事では、インデックス投資の平均利回りや運用期間、毎月の入金額などの数値を調整して実際にシミュレーションしながらご紹介いたします。

結論 月10万円インデックス投資を用いて利回り4%で運用すると、10年後には272万円のリターン、30年後には3340万円のリターンになる。
インデックス投資の平均利回りは4%〜8%程度。
逆に月10万円の不労所得を得るには3300万円必要
FIREとは『株や不動産などの不労所得』が『年間の支出』を上回った状態のことを指す

そもそもインデックス投資とは?

インデックス投資とは

インデックス投資とは、市場全体の動きを表す代表的な指数(インデックス)に連動した成果を目指す投資手法のことです。 指数(インデックス)とは個別の会社の株を時価総額に比例させて組み合わせたもののことで、具体的に代表的な指数として、S&P500やNYダウ、ACWI、東証株価指数(TOPIX)などが挙げられます。

インデックス投資についてより詳細に知りたい方は下記の記事をご覧くださいませ。

lifeisafarce.hatenablog.com

また本記事での事前知識である投資信託ETFについて詳しく知りかたは下記の記事をご覧くださいませ。

lifeisafarce.hatenablog.com

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月10万円をインデックス投資で運用したら何円になる?

月10万円をインデックス投資で運用したら何円になる?

月10万円をインデックス投資で運用した場合、何円になるのでしょうか。以下では、金融庁のサイトを用いながら、平均利回り運用期間毎月の入金額の数値を変えながら実際にシミュレーションをしてみましょう。

まず前提としてインデックス投資の平均利回りは、ACWIやS&P500で長期で運用すると約4%程度ほどです(理由は後述します)。そのような条件で毎月10万円を積立投資し続けたらどうなるのでしょうか。下記の図からもわかるように10年後に元本1200万円に対して運用額は1472万円になります。


毎月の入金額=10万円|運用期間=10年|平均利回り=4%
毎月の入金額=10万円|運用期間=10年|平均利回り=4%


次に入金額や平均利回りは一定にして運用期間を10年から30年に変えたときのシミュレーションが下図です。30年後には元本3600万円に対して運用額は6940万円と約2倍近くになっています。これはインデックス投資の配当金などを再投資することによる複利効果によるものと言えるでしょう。


毎月の入金額=10万円|運用期間=30年|平均利回り=4%
毎月の入金額=10万円|運用期間=30年|平均利回り=4%


上記の図に関して、逆に言えば、投資をした未来としない未来では30年後には約2倍の差がつくといっても過言ではありません。それでも愚直に銀行に貯金をするのか、それとも自身が勉強してインデックス投資で運用するのかはあなた次第と言えるでしょう。

インデックス投資の平均利回りは?

インデックス投資の平均利回りは?

先ほどのシミュレーションでは、インデックス投資の利回りを4%と仮定して計算を行いましたが、果たしてインデックス投資の実際の平均的な利回りはどのぐらいなのでしょうか。ここでは、ACWI(全世界のインデックス)とS&P500(米国全体のインデックス)の2つをご紹介いたします。

こちらのインデックスを運営する会社の公式HPより入手できる、一番古いデータから一番新しいデータを参照すると、それぞれの平均リターン(CAGR)は下記の表のようになりました。※CAGR=年平均成長率(幾何平均)=(累計リターン)(1/集計期間)

インデックス  集計期間 累計リターン(※米ドルベース) 平均リターン(CAGR)
ACWI 1987年末~2022年末 +531.69% 4.89%
S&P500 1987年末~2022年末 +1561.07% 8.16%

上記の表より、全世界株式のインデックスを35年間保有した際の平均リターンは4.89%/年となり、米国株のインデックスを35年間保有した際の平均リターンは8.16%/年となりました。

こちらの値は2022年12月時点の値となっており日々変動する値となっていますが、データの集計期間が長く、2001年のITバブルの崩壊や2008年の金融危機、2020年のコロナショック等の歴史的に大暴落を含んだ集計期間となっているため、ある程度妥当だと言えるようでしょう。

これらの平均リターンに幅を持たせると、全世界株式の投資信託の平均リターンは3%~5%、米国株の投資信託の平均リターンが6%〜9%といったところでしょうか。

投資信託ETFについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧くださいませ。

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逆に月10万円の不労所得を得るには何円必要?

逆に月10万円の不労所得を得るには何円必要?

逆に月10万円の不労所得を得るには運用額は何円必要なのでしょうか。平均利回りを4%と仮定して年間120万円(月10万円)の利益を得るには、3000万円必要です。

3000万円と言われると莫大な金額とお感じになる方も多いと思いますが、先ほどの章でもご紹介した通り、18年間コツコツと毎月10万円を積立投資すれば達成可能な数値ですし、入金額をもっと上げればさらに達成するスピードは速くなります。


毎月の入金額=10万円|運用期間=18年|平均利回り=4%
毎月の入金額=10万円|運用期間=18年|平均利回り=4%


また資産管理はGoogle Spread Sheetで自動化することができます。詳しく知りたい方は下記の記事をご覧くださいませ。

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FIREとは?【目指せ早期リタイア】

FIREとは?【目指せ早期リタイア】

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。一般的には、『株や不動産などの不労所得』が『年間の支出』を上回った状態のことをFIREと呼びます。

FIRE実現のためには、まず自分にとって必要な年間の支出を把握しましょう。その後、その年間支出と同等の額をインデックス投資の利益から生み出すにはどのぐらいの運用資産が必要なのかを逆算しましょう。

例えば月の支出が11万円の人は年間支出は132万円です。これを平均利回り4%のインデックス投資の利益から賄おうとすると、132万円÷4%=3300万円が必要であるということがわかります。

お金持ちになって資産を増やす方法について詳しく知りかたは下記の記事をご覧くださいませ。

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まとめ

以上、本記事をまとめますと下記になります。

まとめ 月10万円をインデックス投資を用いて利回り4%で運用すると、10年後には272万円のリターン、30年後には3340万円のリターンになる。
インデックス投資の平均利回りは4%〜8%程度。
逆に月10万円の不労所得を得るには3300万円必要
FIREとは『株や不動産などの不労所得』が『年間の支出』を上回った状態のことを指す

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。本記事が投資を勉強する上で、参考になりましたら望外の喜びでございます。ブックマークへの追加やTwitterやネットでの拡散も大歓迎です。

引き続き何卒宜しくお願い致します。

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